アンケートデータ取得機能全般に関わる説明です。

アンケート質問データ／回答データの取得方法

1. スケジューラによる定期取得の方法

スケジューラを設定することにより、SalesforceのAPIがバナ制限を回避しながら
定期的にアンケート関連データを取得することが可能です。

下記の「1. データ取得スケジューラ」「2. ログ削除スケジューラ」の両方を必ず設定します。

＜1と2設定時の共通操作＞

①画面右上の [設定（歯車マーク）] をクリックする
②画面左側の「クイック検索」ボックスで「Apex クラス」と検索し、「カスタムコード」メニュー内の【Apex クラス】をクリックする

＜1. データ取得スケジューラ＞

①[Apexをスケジュール] ボタンをクリックする
②下記の項目を入力／選択する

• ジョブ名：SurveysGetScheduler（名称は任意）
• Apexクラス：虫眼鏡ボタンをクリックして開く画面の検索窓に「SurveysGetScheduler」と入力して
  　　　　　　　　[Go!] をクリックして画面を閉じ、「Apex クラス」欄に表示されていることを確認する
  　　　　　　　　　※検索でヒットしない場合は「Apex クラス」一覧に戻り [すべてのクラスをコンパイル] をクリックする
• 頻度：毎週×全ての曜日を選択（これで「毎日」の指定となる）
• 開始：設定日
• 終了：設定可能な範囲で最も未来の日付
• 希望開始時刻：0時

③[保存] をクリックする

※1日のAPIリクエスト上限に達した場合、その日の残りの処理はエラーとなり連携に失敗します。
　 翌日には正常に連携が進みます。

※回答の自動取得頻度は、デフォルトの設定の場合1日1回までです。
　1時間おきなど、取得頻度の変更を行うことは可能ですが、
　設定変更したことによる動作エラー・不具合についての保証はいたしかねますので、ご了承ください。

　取得頻度の設定変更については以下を参照してください。

⇒ 回答データ自動取得頻度の設定変更

＜2. ログ削除スケジューラ＞

①[Apexをスケジュール] ボタンをクリックする
②下記の項目を入力／選択する

• ジョブ名：LogDeleteScheduler（名称は任意）
• Apexクラス：虫眼鏡ボタンをクリックして開く画面の検索窓に「LogDeleteScheduler」と入力して
  　　　　　　　　[Go!] をクリックして画面を閉じ、「Apex クラス」欄に表示されていることを確認する
• 頻度：毎週/日曜のみにチェック
• 開始：設定日
• 終了：設定可能な範囲で最も未来の日付
• 希望開始時刻：0時

③[保存] をクリックする

2. 手動での取得方法

過去取得していたアンケートの回答データを一括で取得したい場合や、
スケジューラでの取得タイミングを待たずにすぐに回答データを取得したい場合の方法です。

※手動で過去の回答データを一括取得する場合、apiのリクエスト制限に達するおそれがあります。
　 過去のデータがどうしても必要という場合以外は、1のスケジューラによるデータ取得を推奨します。

＜取得の手順＞

①EmotionTech Connectorの「アンケートデータ取得」タブをクリックする
②期間が決まっている場合は開始日および終了日を入力し、実行をクリックする
　※開始日のみ入力した場合、開始日以降に回答されたアンケート関連データを取得できます
③「アンケート取得を実行しますか？」と表示されるので、【OK】をクリックする

アンケート取得エラー発生時の再実行について

データ取得時にエラーが発生した場合、データ取得は自動で再実行されます。
再実行された場合でも取り込み済みのデータが重複して取り込まれることはありません。

※例えば1日のAPIリクエスト上限に達した場合、その日の残りの処理はエラーとなり連携に失敗します。
　 翌日には正常に連携が進みます。

アンケートデータ取得の停止について

api連携に利用したユーザーアカウントで閲覧できるアンケートはすべてデータ取得対象となりますので、
その中で特定のアンケートの連携を停止したい場合は下記の操作を行ってください。

①画面左上のアプリケーションランチャーをクリックし、「EmotionTech Connector for Salesforce」を検索してクリックする
②「アンケート概要」タブまたは「アンケートの詳細」タブをクリックし、「連携ステータス」を「close」にする

動作ログについて

アンケート取得機能が正しく動作しているかは、「動作ログ」のタブから確認できます。
異常が発生した場合、動作ログオブジェクトに対して「ERROR」 のレコードが作成されます。

　「動作ログ」の確認方法は、以下を参照してください。

　⇒ 動作ログ

制約事項

• Salesforceがメンテナンス中の回答データ取得の動作は保証できません。
  Salesforceがメンテナンスになった場合、メンテナンス終了後にお客様の方で
  データが取得できているかをご確認ください。
  
  取得できていない場合、次のスケジューラでの取得タイミングでご確認ください。
  スケジューラでの取得もできない場合、手動のデータ取得を実施してください。
  
  　手動でのデータ取得方法は、以下を参照してください。

  　⇒ 2. 手動での取得方法

  ※スケジューラまたは手動での取得に関わらず、取得済みのデータが重複して取り込まれることはありません。
  
  
• アンケート回答データ取得は、回答データを100件ずつEmotionTech CXより取得します。
  Salesforceの制限上、1回にREST API取得できるデータは約3MBのため、
  3MBを超える100件の回答データを取得しようとするとエラーとなります。
  (質問数、回答内容のデータ容量が大きいアンケートの場合、データを取得できないことがあります)