NPS®要因質問の理由の入力形式を[項目複数選択]または[テキスト]にしていた場合、各体験の真因(詳細)を表示することができます。
なお、理由の入力形式によって表示される内容が異なります。
<目次> ● 真因の表示方法 ● テキストの場合 |
真因の表示方法
【傾向把握】または【実態把握】のジャーニーマップの各体験に表示される「回答確認」をクリックしてください。
※【傾向把握】【実態把握】どちらでクリックしても、同じ内容が表示されます。
項目複数選択の場合
① 体験への評価の影響しやすさ(グラフの縦軸)
表のa [体験への評価の影響のしやすさ] 列の中で最も値が大きいもの(この図の場合は「入力項目の数:1.26」)を100とした場合の、各要素の相対評価の数値をバブルのグラフ上に表しています。
100に近い位置にあるほど、体験の評価(推奨度に対してプラス/マイナスに影響したと答えること)に何かしら影響を与えやすい要素であるといえます。
② 体験への評価の上げ下げしやすさ(グラフの横軸)
表のb [体験への評価の上げ下げしやすさ] の差分(一番右の数値)の中で絶対値が最も大きいもの(この図の場合は「購入手続きの簡単さ:0.5」)を100 (または-100) としてそれぞれを相対評価し、バブルのグラフ上に表しています。
-100に近い位置にあるほど、体験の評価をマイナスに引き下げやすい要素であるといえます。
一方、100に近い位置にあるほど、体験の評価をプラスに押し上げやすい要素といえます。
③ バブルの大きさ
バブルが大きいほど、その要素を選択した数の大きさを表します。
この数は、プラス/マイナス関係なくカウントされます。
④ 体験の評価と選択した要素
ここには、各回答ごとの体験の評価と選択した要素の詳細情報が表示されます。
[プラス影響]をクリックすると、体験の評価を「ややプラスに影響した」~「非常にプラスに影響した」を選択した回答のみが、
[マイナス影響]をクリックすると「ややマイナスに影響した」~「非常にマイナスに影響した」を選択した回答のみが表示されます。
グラフの読み解き方
このグラフにおいて、左上に近い位置にあるほど改善緊急度の高い要素であり、右上に近い位置にあるほど伸長すべき要素であると考えられます。
また、「体験への評価の上げ下げしやすさ」が0に近い場合、丸が黒い色で表示されます。 その際、「体験への評価の影響のしやすさ」が高いと、体験の評価を上げやすくも下げやすくもある状態である、つまり賛否両論の状態であるといえます。 改善の効果はある程度大きいと思われるものの、現状でも評価される傾向にあるため、注視する必要があります。
一方、「体験への評価の影響のしやすさ」が低いときは、そもそも体験への影響が低い状態なので、改善の優先度はとても低いといえます。
体験への評価の上げ下げしやすさ 数値の意味
各体験の「評価の上げ/下げしやすさ」の数値は、「各体験の要素は、体験の評価平均にどの程度影響するか?」を表しています。
①・⑤のグラフのように「該当の体験の要素が(体験の評価の理由として)選択された」時の体験の評価平均(7段階のマイナスの場合であれば、その体験の要素を選択した回答者の体験の評価を-3~0にスコア化した時の値の合計/その体験の要素を選択した回答者の数)の方が、選択されていない時の体験の評価平均よりも低く(プラスの場合には高く)、その差が大きいほど「体験の評価平均の上げ/下げしやすさ」の数値が大きくなります。
「該当の体験の要素」とは、「NPS®要因の各体験」で「影響しなかった」以外を選んだ場合に表示される、下記選択肢等のことを表しています。
テキストの場合

各回答ごとの体験の評価と、そこに紐づくコメントが表示されます。
[プラス影響]をクリックすると、体験の評価を「ややプラスに影響した」~「非常にプラスに影響した」を選択した回答のみが、
[マイナス影響]をクリックすると「ややマイナスに影響した」~「非常にマイナスに影響した」を選択した回答のみが表示されます。
コメントの傾向

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